こんにちは、ヤタです。
夏の醍醐味といえば、甲子園。
いつもならお盆でバタバタしていて、ゆっくり見ることができないところ。
しかし今年はコロナやら、豪雨やらでなかなか試合が進まず。
1日中甲子園の熱い試合を楽しんでいる次第です。
そんな私がここ近年、甲子園を見ながら驚愕したこと。
監督が私より若いときがあること。
これは地味だけど衝撃。
私は松坂投手より少し年下のアラフォー。
松坂選手が高校生の時は、「すごい選手だな、かっこいいな」と憧れたのを覚えています。
それから、数年、高校球児はみんな自分より年下に。
精神年齢は止まったまま、さらに気づけば監督よりも年取っていたのでした。
それどころか、高校球児の子供がいてもおかしくないような年齢に。
子供がいないと世間での自分の立ち位置をつい忘れてしまいます。
もし20歳で子供がいたら、高校生くらいになっていてもおかしくないんだよなぁ。
と思うと、子もおらず、なにも育まず(めだかと観葉植物だけ)な自分の人生ってこれでいいのかとふと思うことがある。
子供がいる人からは「一人でいいから作っときなさい」と言われる生活。
我が子を抱く喜びも知らず、自分のためだけに生きる生活。
なんとなく、後ろめたさを感じるのは「結婚したら子供を生むもの」と、どこかに刷り込まれているからだろうか。
私が生まれ育ったところは、バスも通らないような田舎。
みんなが息をするように「子供はまだ?」と聞いてくる。
別にあいさつみたいなもんと思って聞き流してきたけれど、子供が欲しくて本気で悩んでいる人には辛いことだと思うのでやめてあげてほしい。
そんな環境もあって、心のどこかで子供がいないことを後ろめたく感じているのかもしれない。
とはいえ。
だからといって、自分に子供がいたら…とか感傷にひたりながら甲子園をみているわけではなく。
単純に9回裏からの大逆転とか、度々ひっくり返る試合の様子とか、単純に試合が面白いので見ている。
あと一球にかける球児たちの真剣な姿勢に、ただただ心打たれるから。
9回裏、ベンチの選手が祈るように涙ぐむ姿を見れば、こちらも涙ぐみ、
試合が終わって泣きながらキャッチボールしている姿を見れば「よくがんばったよ~」と号泣する。
我ながらなんだかおめでたい気もするが、なにかに一生懸命になっている姿というのは心を打たれるものがある。
なにが言いたいかというと、みんな素晴らしい試合をみせてくれてありがとうってことです。